マグネシウムは健康長寿に欠かすことができない必須主要ミネラルです
厚生労働省の発表によると、日本人の死亡原因の第1位は悪性新生物(癌)、第2位は心疾患(狭心症・心筋梗塞)、第3位は脳血管疾患(脳卒中・脳梗塞)と続きます
特に第2位の心疾患(狭心症・心筋梗塞)については1,985年に3位の脳血管疾患(脳卒中・脳梗塞)と
順位が入れ替わって以降、年々増加傾向あります
何故なのでしょうか?
※心疾患(狭心症・心筋梗塞)が増えた意外な理由
1) 偏食と欧米化した食生活の習慣と動物性脂質の摂取量が増えたこと
2) 塩分の過剰摂取により、体内からのマグネシウムの排泄量が増えてしまったこと
3)マグネシウムの摂取量が減ったこと
・日本の水は軟水が多くマグネシウムの含有量が少ないために飲料水からの摂取にあまり期待できないこと
・和食、特に以下の食品の摂取量が減ったこと
・そば・抹茶・昆布・豆腐・ひじき・わかめ・芋海苔・胡麻・牡蠣・豆類・野菜・魚類・果物等
国立がん研究センターと国立循環器病研究センターの共同研究によればマグネシウムを多く摂取している人は虚血性心疾患の発症リスクが34%低下女性の場合で39%低下したとの報告があります
マグネシウムの効能的な意味合いを持つ結果です
また、マグネシウムの不足は、血圧上昇・血糖代謝低下、動脈硬化促進・脂質代謝異常など、虚血性心疾患の要因と関連しています
天然にがりでマグネシウムの補給をします
マグネシウムが身体にとって大切なミネラル分であることは分かりましたが安価で手軽に補給できる方法はないでしょうか?
特に、高齢になると食物からマグネシウムを吸収することが難しくなってくるそうです
そこで提案したいのが、天然にがりを水に入れて飲む方法です
医師のお話しでは、1リットル当たり5ml以上の濃度になるように調整するとのこと
この方法が理想的なその理由
1)入手しやすさ
・スーパーマーケットや薬店に行けば簡単に入手できます
2)安価であること
・それ自体の値段が安いこともありますが普通は其れを100倍以上~1,000倍以上で利用するのですから
高く見積もったとしても、2㍑のペットボトルの水を作ったとしても数円程度となります
3)理想的な総合成分飲料を作ることができます
・ミネラルウォーターや水道水は陸の水、天然にがりは海の成分ですのであらゆる有益なミネラル分を補給できます
4)体調やお好みの味づくりまで自分で調整することができます
・お腹が緩くなった時には飲まない等、留意すべき大切な注意点があります
・マグネシウムの補給を目的にミネラルウォーターを購入する場合は成分表を必ず確認して1リットル当たり5ml以上含まれているものを購入するべきと勧める本もございますが個人(個体)差があるので一般人には判断し難いところです
・厚生労働省発表の「第6次改定日本人の栄養所要量について」を見ますと、許容上限摂取量700mgと設定され年齢区分でも細かく設定されております
この数値が正しいか否かは別として、共通することは飲み過ぎないということです
過剰摂取は大変危険です
・下痢になります
・ミネラルの吸収障害となります
・高マグネシウム血症を発症を起こします
・重篤の場合には死ぬ危険もあります
飲んではいけない人
・腎臓機能障害を起こしている方は、体外に排出機能が弱くなっているので不可
・その他、医師から服用を制限されている方
※ご高齢の方や病弱な方、胃腸薬や便秘薬も含めて他の薬を服用されている方は、医師にご相談することをお勧めいたします
これは私自身の個人的な方法です
私の場合は狭心症の持病があり、数年前には臨死体験も経験いたしました
腎臓の機能にも不安があります
私は1日4リットルのミネラルウォーターを飲むことを日課としており、管理しやすいように2リットルのペットボトルを持ち歩いておりますが、マグネシウムは開封時に数滴ボトル内に落とします
数滴だけです
飲みすぎというリスクはあったとしても逆に、元々のミネラルウォーターに付加するのですから
理屈の上では、少なすぎということは絶対にないはずです
私の場合は特に1日に多量の水を飲むので、マグネシウムの含有量が少ないとしても、結果的には必ず身体の中へ一定量は確実に入っていることになるので、これが最良と考えております
これは、私個人の体験と限定して書かせていただきます
以前は1日に多い時で10回程度心臓の発作が起き痛みの伴うバックファイアー(不整脈)も数回発生し常にニトログリセリンを携行していたのですが、この方法を実践して以降、1度も発生しておりません
何度もお断りします
私個人の体験としてです
※最後に市販されている天然にがりについて平成16年に発表された大阪府消費者センターの
報告内容を抜粋して載せさせていただきます
ご参考にしてください
【現在、にがりには規格や基準がなく、表示も統一されていない
〇主成分であるマグネシウムの含有量
・100g当たり0.43g~7.4gと銘柄によって役17倍の差があった
・マグネシウム以外の成分含有量も大きく異なっていました
〇価格
・銘柄によって約40倍の開きがあったもののにがりの濃さとの関係は見られませんでした
〇消費者へのアドバイス
・にがりには、商品によって含有成分やその量に違いがあり含有成分により使用量(一日の摂取量)も異なります
・できるだけ、成分表示や使用量の表示があるものを選び確認するようにしましょう
・一度に大量に使用すると、健康を損ねる場合もあります摂りすぎないようにしましょう
・一滴ずつ出せるものや量を測ることのできるカップがついているものが使いやすいでしょう
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