見えるものを見ず 見えぬものを見よ
中 略
人は己以外の人を見て、その人間の価値判断をする時に先ず肉眼で見たもので価値判断を定めようとします
容姿容貌、年齢、性別、国籍、着衣、持ち物、社会的位置、住居、等々です
そしてそれが人間を推し量る際の常識となっています
しかしそれが大変な錯覚、間違いの元なのです
だまされるのです
ですから人を観る時は、その人の心を観るように心掛ける事です
現在目前に居るその人の心が美しいか醜いか
純粋の純度が高いか低いか
それだけを観る習慣をつける事です
美輪 明宏
平成25年3月18日発行
PHP研究所
PHPスペシャル5月号増刊号
「心に響く100の言葉」より
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