私が仕事の関係で各地を巡りながら水の郷へ訪れた経験から申し上げて、ここの水は素晴らしいと自信を持ってお勧めしたいところは秩父源流水です
ヨーロッパの水源は、国家や自治体レベルで厳格に管理されています
例えばフランスでは一採水地一銘柄と決められて、自治体と住民が名誉をかけて水源の保全に努めています
vuxixtuteru(ヴィッテル)の場合を例に挙げると水源の周囲6,500ヘクタール(東京ドームの1,390個以上の広さです)を保護区として管理し農薬や化学肥料の使用は禁止され建物を建てることも地下を掘削することも禁止されています
evian(エヴィアン)の場合は、水源の周囲10,000ヘクタール(東京ドーム2,138個以上の広さです)をvuxixtuteru(ヴィッテル)
と同じく厳重に管理されています
この商品については、何と1日に4回の水質検査を実施しています
そのような取り組みの結果として、次のような法律が成立することになります
・ヨーロッパのナチュラルミネラルウォーターの基準
・一切、殺菌処理は行わないこと
・国の審査と承認が必要
・有益なミネラル分を一定量含まれること
・ミネラルのバランスがよいこと
・水源地の環境保全の体制が万全であること
・地下の水脈から直接採水し、添加物は一切加えずにそのままの状態でボトリングすること
一方、日本ではどうでしょうか?
日本には、水源の保全や安全性に関する取り決めはありません
水源の近隣に産業廃棄物の処理施設があっても、ゴルフ場があって農薬散布していても、殺菌処理さえ行われていれば販売可能です
埼玉県秩父市大滝に在る秩父源流水は秩父多摩甲斐国立公園の中に位置しており海抜700mのところに在ります
ヨーロッパと同様に東京ドームの例えを申し上げるならば、実に236,883個分の広さとなり想像することは無理ですね
言い方を変えるならば埼玉県の10%であり、秩父市大滝の97%は山林です
つまり、水源の安全性は国立公園の保護法の下で管理されているのです
しかも、湧水として採取する水源地は秩父源流水のオーナー所有の敷地内を通らなければ立ち入ることはできません
昔は、TV等の取材やジャーナリストのルポも受け付けておりましたが、現在では衛生面の観点から一切の立ち入りを認めておりません
取材陣の呼吸や唾、衣服や靴底から病原菌や化学物質が持ち込まれることを怖れているのです
数年前のことです
オーナー自らが2,000m級の12峰が連なる秩父連山方面側から秩父源流水の環境を眺めながらご説明いただいたのですが
日本の水源を守ること
日本人の次の世代までもが安心して飲むことができる水を守ること
この切実なる使命感の言葉を聞いたときには思わず涙するほどの感動を覚えた次第です
外国資本に平然と國民の大切な水源地を売り渡しを黙認している何処かの国の政治家とは違います
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